プラモデルのT-55を作る際のコツについて

T-55という戦車のプラモデルがあるのですが、そのまま組み立てるだけのいわゆる「素組み」と呼ばれるやり方でも楽しいものです。しかしもっと仕上がりを良くしたいと考えているなら、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

どれも難しくはありませんし、簡単に手に入る道具だけでできるものばかりです。そのためプラモデルのT-55を作るのなら、ぜひ実践していただきたいです。

パーツのうまい切り離し方が成功への近道

T-55に限らず、プラモデルのパーツのほとんどはゲートと呼ばれるものに固定されています。そのためプラモデルを作るためには、まずこのゲートからパーツを切り離さなければいけません。一見するとただ分解すれば良いだけの単純な作業なのですが、ここには仕上がりを良くするコツがあるのです。

それはパーツ側にあえて一ミリほどのゲートを残して切り離すということです。慣れていないと、パーツの際でカットしてしまうのですが、たまに切った時の衝撃でヒビが入ることがあります。場合によっては割れたり欠けたりすることがあるので注意が必要です。

そこでパーツから離れた箇所で一旦切り離し、残った余分な部分をヤスリで削り取りましょう。面倒に感じるのかもしれないのですが、破損したものを修復するのに比べればはるかに手間がかかりません。それから紙を切る時に使うハサミや、人によっては爪切りで行う人がいるようですが、プラモデル専用のニッパーを使いたいです。

ニッパーの方が切り口が格段に美しいですから、それ以外で切ったものより格段に仕上がりが良いです。

素材の相性を確認しておく

基本的に組み立てる際には、プラモデル用の接着剤を使用しておくと良いです。たいていのものには樹脂を溶かす成分が入っているため、接着力が強く後になって剥がれることが少ないからです。ただしこれはプラスチック同士を接着する場合です。

どのメーカーのものを選ぶのかによりますが、T-55のような戦車のプラモデルには金属のパーツが使われていることがあるのです。そのため金属とプラスチックを接着する場合、プラモデル用の接着剤ではうまく引っ付かないことが多いです。

仮に接着できたとしても時間が経つと剥がれてしまい、見た目が悪くなってしまうのです。そこで利用しておくと良いのが瞬間接着剤です。他にもエポキシ接着剤と呼ばれるものがあり、こちらでも金属パーツとプラスチックを接着することが可能です。

ただエポキシ接着剤は、二つある液体を決められた分量で混ぜてから使用するタイプが多いため、初心者では扱いにくいです。その点瞬間接着剤なら模型店だけでなく、ホームセンターや大きなスーパーに売っているので、手に入れやすくしかも扱いが簡単なのでお勧めです。

キャタピラの作り方を覚えましょう

戦車のプラモデルを選んだら、避けては通れないのがキャタピラ作りです。最近ではベルト式と呼ばれる、初めから輪っか状になったものを取り付ければ良いタイプがあります。これなら手間がかからないのですが、リアリティという部分では物足りなさを感じます。

その場合は連結式履帯を採用しているプラモデルを選ぶと良いです。キャタピラのパーツが一つずつバラバラになっていて、組み立てると自然なたるみなどが表現できるのです。しかし難点はとにかく面倒なところです。数十ある場合や、ものによっては数百あるパーツをゲートから切り離さなければいけません。

しかも小さいので失くしやすく、一つでも紛失すると完成しません。加えてキャタピラは左右に一本ずつあるのでとても大変です。そこでせめて組み立てだけは簡単に行いたいところです。用意するものはマスキングテープと流し込み式の接着剤です。

マスキングテープは100円均一ショップに売っているもので十分です。それを粘着面を上にして、テーブルに真っ直ぐに伸ばします。そしてその上にキャタピラの部品を一つずつ並べていきましょう。普通にキャタピラのパーツを組み合わせていくと、少しの振動で最初に作ったものがバラバラになることがあるのです。

それでは効率が良くないですが、マスキングテープの上でやれば多少乱暴に扱っても崩れません。組み上がったら上から接着剤を流し込んでいきます。流し込みタイプの接着剤は一般的なものよりも粘度が低いおかけで、放っておいてもパーツの間に染み込んでいきます。

そのため一つずつ塗っていく必要がないので手間が省けます。

デカールを上手に貼る方法

プラモデルにはデカールというものがあります。要するにシールのことなのですが、一般的な台紙から剥がしてそのまま貼るというものではありません。たいていのものは水に入れないとうまく剥がれないようになっています。

しかも柔らかいので、雑に扱うと破れてしまうのです。そこでちょっとしたコツは、まず水に浸したデカールを台紙ごと貼りたい箇所に持っていきます。そしてデカールの端をピンセットでつまみ、台紙の方を引っ張りましょう。

デカールはそのままT-55の上に落とすといったイメージです。これならデカールを破る心配が少ないです。その後綿棒を使い、デカールとボディの間に入った水と空気を押し出します。よりT-55のボディの凹凸に合わせて貼りたいなら、デカール専用の軟化剤を塗ってみましょう。

綿棒で叩いてやると、細かいところにまでデカールが入り込むので出来上がりが良くなります。

(プラモデルにリベットを表現するメリットと方法について)

ウェザリングをマスターしましょう

好みにもよりますが、T-55は戦場で活躍した戦車ですから、ピカピカに磨かれた状態だと不自然に見えてしまいます。そこでマスターしておきたい技術がウェザリングです。俗に「汚し塗装」などと呼ばれるもので、あえてムラができるように色を塗っていきます。

ただ市販されている塗料をそのまま塗っても、自然なウェザリングにはなりません。そのような時に試してみると良いのが、100円均一ショップに置いているクレヨンです。これを細かく削って、ライターオイルで溶かしていきます。

黒と赤を混ぜると赤錆びた雰囲気が出ます。それをT-55のボディに塗っていき、さらにクレヨンを細かく砕いたものを受けから振りかければ完成です。分解できるパーツは、クレヨンを削ってライターオイルで溶かした液体の中に入れておくだけで塗装できるのです。

もしも塗装が綺麗につき過ぎた場合は、歯ブラシなどで乱暴に叩いたり擦ったりしてやりましょう。塗装を守るために、仕上げにクリア塗装をするなら、艶無しタイプを吹き付けておくと良いです。

参考...プラモデル 買取 - 買取コレクターhttps://kaitoricollector.com/plasticmodel